話題の「布ナプキン」は陰部の黒ずみ・かゆみ対策になる?!
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  1. 陰部の黒ずみ・かゆみ対策に!話題の「布ナプキン」の使い方

布ナプキンってどんなもの?

紙ナプキンは擦れてかゆみや黒ずみの原因になりやすいことから、最近、布ナプキンユーザーが増加しています。布ナプキンは使ったことがない人にとってはまるで未知の代物だったり、悪いイメージが蔓延していたりしがちですので、ここで布ナプキンのメリットをまとめてみました。かゆみや黒ずみが気になる人だけでなく、冷えに悩んでいる人も参考にしてみてください。

紙ナプキンの多くは、水分を含むとゼリー状になる高分子吸収体ポリマーを採用しています。この吸収体が経血を大量に素早く吸収してくれることが漏れの心配を解消してくれているのですが、これは女性の身体にはデメリットのある素材でもあります。というのは、吸収体はいわば冷えピタシートのようなもので、水分を吸収して冷たくなったゼリー状の吸収体が陰部に密着していると子宮が冷えてしまうからです。子宮が冷えてしまうと生理痛も激しくなりやすく、子宮の病気や不妊症につながるため、紙ナプキンは女性の身体にとって大きなリスクであるともいえます。

一方、布ナプキンは身体を冷やすことがなく、むしろ何枚も重なった布が陰部を覆っている状態ですので「冷え」から子宮を守ってくれる身体に優しい生理用品です。その形状にはいくつか種類があり、初めての人には羽根付き紙ナプキンと似た形の「一体型の布ナプキン」が使いやすいので人気です。慣れてきたらプレーン型ホルダー型など他の形状に挑戦してみるのもいいでしょう。

生理用品を変えてみるだけで、ムレや黒ずみの対策になるというのは嬉しいですね。冷えから子宮を守る役割も果たしてくれるので、妊活中の人も試してみる価値がありそうです。紙ナプキンの吸収体がギュッと経血を吸い取るときとは違い、自然に身体から出る経血を受け止めてくれるので内臓が引っ張られるような生理痛の解消も期待できます。

布ナプキンの使い方

布ナプキンの使い方

布ナプキンに興味はあるけれど使い方がわからないという人は是非以下を参考にしてみてください。手軽で便利な紙ナプキンを使用している人でも、一度慣れてしまえば布ナプキンはとても使いやすい生理用品です。

まず、布ナプキンを購入したら、吸収力を高めるために一度軽く洗ってください。手洗いでも洗濯機を使っても問題ありませんが、柔軟剤を使って洗うと吸収力が低下してしまいますので洗剤だけを使うようにしましょう。

使い方は基本的に紙ナプキンと同じで、ショーツに固定して使います。接着面がなく紙ナプキンに比べるとずれやすいので、できるだけ身体にぴったりあったショーツを選んで固定してください。

初めて使う場合は、より漏れが気になると思います。まずは外出する日ではなく自宅でゆっくり過ごせる時間に試してみてください。ナプキンを付け替えるタイミングは紙ナプキンのときと同じ程度の間隔で問題ありませんが、最初のうちは普段交換しているタイミングより少し早めがおすすめです。

ショーツから外した布ナプキンの処理方法については、まず汚れた面を内側にして折りたたんでください。経血は空気に触れることで洗っても落ちにくくなります。自宅であればそのままアルカリ性洗剤を溶かした洗面器やチャックができて水が漏れない袋状のものなどを使って数時間つけ置きしてから洗ってください。

外出先ではすぐに洗えませんので、携帯用スプレーボトルに水を入れて持ち歩くと便利です。使用後の布ナプキンに水スプレーを吹きかけてから畳むと汚れが乾燥して取れにくくなることを防ぐことができます。もし、アルカリ性の洗剤を溶かしたものが用意できるのであれば、その洗剤水をスプレーに入れておきましょう。

しばらくつけ置きした布ナプキンは洗濯ネットにまとめて入れて一気に洗濯機で洗っても大丈夫です。ニオイが気になる人は携帯用の洗剤水スプレーに、殺菌作用のあるペパーミントやティーツリーなどのエッセンシャルオイルを数滴入れておくと爽やかな香りになりますよ。

布ナプキンで挫折してしまう2つのこと

布ナプキンで挫折してしまう2つのこと

布ナプキンを使ったことはあるけれど続かなかったという人は「漏れが心配」、「経血が落ちにくい」といった理由で断念したケースが多いようです。以下にこの2点に関する対策を紹介しますので、布ナプキンを使ってみたい人は是非試してみてください。方法さえ知っていれば簡単にできますよ!

使い始めで挫折してしまった人が一番気になったという「漏れ」対策としては、まず、布ナプキンに慣れるまでは自宅にいるときだけ使うようにしてみてください。経血量の多い2日目は紙ナプキンにするというのもいいでしょう。

自分自身の経血量に合わせて布ナプキンを替えるタイミングがわかってくると、早め早めの交換ができるようになり、不安なときはパッドが厚めのものを使う、防水シートが縫いこまれているタイプのホルダーを利用する、布ナプキンの下に紙ナプキンを敷く、といった工夫ができるようになります。

「経血が落ちにくい」という問題については、布ナプキンをつけ置きする時によく使われるセスキ炭酸ソーダの代わりに過炭酸ナトリウムを使うとスッキリ落ちます。

身体に優しい布ナプキンは、漏れに対する対処方法を知らなければ不安ですし、汚れの適切な落とし方を知らなければとても面倒に感じられるでしょう。でも、取り扱う方法のコツさえ掴めばとても便利なものです。身体へのメリットがたくさんあるものですので、是非取り入れてみてください!上手に使えば布ナプキンの使い心地はきっといいはずです!